ヨーロッパ旅行に行くならパスポートの残存期間に注意
2015/01/12
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パスポートの残り期間は「じゅうぶんにある」から大丈夫!なんて思っていたら意外な落とし穴が。。。アレ?あと少しで有効期限が切れてしまいそう・・・ヨーロッパ旅行に行けない事になるかもしれません。
特にヨーロッパ旅行は旅行期間が長くなりがちで、色々な国に行く場合があると思います。
例えばこんな感じになっています[パスポートの残存期間]が入国する時に何か月以上必要か?
・イタリアの場合[3ヶ月以上有効なもの]
・イギリスの場合[滞在日数プラス2ヶ月以上有効なもの]
・オーストリアの場合[帰国時まで有効なもの]
バラつきがあって注意が必要です。
今回はパスポートの取得方法から注意点そして国別の入国する時にパスポートの残存期間が何か月必要か?紹介します。
ヨーロッパ旅行に行く時に注意すべきパスポートのこと
パスポートの取得方法
パスポートには2種類あります。
5年用の紺色のパスポート。
10年用の赤いパスポート。
パスポート新規申請に必要なもの
一般旅券発給申請書[1枚]
(都道府県の旅券課窓口にあります)
戸籍謄本または抄本[1通]
(六ヶ月以内に発行のもの)
住民票[1通]
(六ヶ月以内に発行のもの)
身元が確認できるもの
(運転免許証など)
写真[1枚]
(六ヶ月以内に撮影のもの。縦4.5センチ×横3.5センチ)
印鑑
(スタンプ印不可)
パスポート受領に必要なもの
1.申請時に受け取った旅券引換書
2.手数料
10年(申請時に20歳未満の場合は取得不可)1万6000円
5年(申請時に12歳未満の場合)6000円
5年1万1000円
パスポート取得の流れ
必要書類を揃えたら住民登録している都道府県の旅券課で申請します。(この時に旅券引換書をもらえる)
・パスポートを受け取るとき
受け取りは本人が行く事。
旅券引換書と手数料を持って再度、旅券課に行ってパスポートを受け取ります。
(注意)
パスポートの発行の手続きには早くても10日間はかかりますから早めの準備が肝心。また赤ちゃんもパスポートが必要ですからお忘れなく。
パスポートの残存期間に注意
ヨーロッパの国によってパスポートの残存期間が違うところに注意。お持ちのパスポートの残存期間を旅行の前にしっかり確認してください。
ヨーロッパ各国の必要なパスポートの残存期間
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アイウエオ順
()カッコ内は必要な残存期間を書いてあります。
【ア行】
- アイルランド:(入国時に6ヶ月以上)
- イギリス:(滞在日数プラス2ヶ月以上)
- イタリア:(3ヶ月以上)
- オーストリア:(帰国時まで)
- オランダ:(出国時に3ヶ月以上)
【カ行】
- ギリシャ:(出国時に滞在日数以上)
- クロアチア:(入国時に6ヶ月以上)
【サ行】
- スイス:(帰国時まで)
- スウェーデン:(入国時3ヶ月以上)
- スペイン:(帰国時まで)
- スロバキア:(ビザ申請時に8ヶ月以上)
- スロベニア:(帰国時まで)
【タ行】
- チェコ:(入国時に6ヶ月以上)
- デンマーク:(入国時に滞在日数プラス2ヶ月以上)
- ドイツ:(帰国時まで有効なもの)
【ナ行】
- ノルウェー:(入国時滞在日数プラス2ヶ月以上)
【ハ行】
- ハンガリー:(入国時6ヶ月以上)
- フィンランド:(帰国時に3ヶ月以上)
- フランス:(帰国時まで有効なもの)
- ブルガリア:(入国時に6ヶ月以上)
- ベルギー:(入国時に6ヶ月以上)
- ポーランド:(入国時に滞在日数プラス3ヶ月以上)
【ヤ行】
- ユーゴスラビア:(入国時に6ヶ月以上有効なもの)
【ラ行】
- ルクセンブル:(帰国時まで有効なもの)
- ルーマニア:(ビザ申請時に3ヶ月以上)
- ロシア:(出国時に1週間以上)
(注意)
変更になっている可能性などを考慮してツアーを申し込んだ旅行会社にお問い合わせください。
名前が変わった場合にどうするか?
結婚などで名前が変わった場合について。旅行の申し込みを新性でしていたら要注意。
・パスポートが旧姓のままだと・・・
空港でのチェックイン時に航空券の名前と違うことで搭乗できなくなってしまいます。(再発行手数料を支払ったうえで航空会社が名前の変更の手続きをしてくれる場合もありますが。。。)
パスポートは旧制のままでも使えますが、その場合はクレジットカードや航空券なども名義も統一されていれば問題ありません。
パスポートの名前を新姓にするには訂正申請が必要です。
・訂正するパスポート
(有効期限内のもの)
・一般旅券訂正申請書
(都道府県の旅券課窓口にあります)
・印鑑
(新しい姓の印鑑・認印)訂正印を押すときに必要になります)
・戸籍謄本または抄本
(新しい氏名・本籍地で六カ月以内に発行のもの)
・手数料900円
パスポートについてまとめ
海外旅行に行く時に必ず必要になるのがパスポートです。
パスポートは残り期間が1年未満になったら更新が可能ですからお早めに更新された方が余計な心配が減らせます。
必要な書類は新規申請と同じですが、氏名と本籍地に変更がなければ戸籍謄本は不要です。身元確認もパスポートで事足ります。